編み出した新戦法(マン管試験③)

前回のブログから続きます。


マンション管理士試験にむけて勉強をしようと思い立ち、まず一問一答から手を付けることにしました。

勉強方法は決まったとして、その勉強をどうやって継続させるか。


私は双極性障害2型を持っています。

軽躁のときに無理をすればするほど、鬱になったときリバウンドでしんどくなります。

また、「試験受けて合格するんだ!」と家族に鼻息荒く宣言すれば、「また無茶なことを言い出した」と心配をかけてしまいます。

 

自分も周りの人も傷つけないために、決して全力投球してはいけない。

というわけで、半分は頑張りモード、半分は諦めモードというスタイルで落ち着きました。


資格勉強を頑張りたい熱い私と 冷めた目の冷静な私が、アクセルとブレーキを操作する。

このイメージがしっくりきました。


冷静な方の私は、「私はどうせ試験勉強なんて続けられやしないんだから、新品の本を買うだけもったいないよ。中古で十分。」とメルカリをおすすめしてきました。


たしか300円だったかな?値段を忘れましたが、かなりお安いのを見つけました。2016年版でしたので、民法改正前のものです。


ところで、私は直近二年で民法の勉強を二回ほどしています。一度は行政書士の勉強で、もう一度は宅建士の勉強で。どちらも「なんか面白そう」と手を出して、どちらも途中放棄しました。

途中放棄ばっかしてきた私を、冷静な自分がじとーと冷たい目で見てきます。

「今の私にはこの古い版で十分だ」と納得し、購入しました。

 

頭の中に2人の自分のイメージを持ったことで、思わぬ効果が現れます。

私は負けん気がとても強いです。

たとえ自分で作ったイメージでも、「どうせ君にはできないよ」なんて挑発されたら「やってやるよ!絶対この一冊終わらせてやる!」とやる気の炎が燃え上がります。


というわけで、

教本を一冊購入

→冷たい自分「まあこれもどうせ続かないでしょ」

→熱い自分「やってやるよ終わらせてやるよ!」

→一冊終了


冷静な挑発&燃え上がるやる気のサイクルが出来上がりました。

このサイクルが功を奏したのか、4ヶ月の間に一問一答2冊、テキスト、過去問、予想模試3冊をやりきることができました。


絶対に完走する!と教材全てを買い揃えて意気込むより、

いつでも退却可能だしそもそも駄目で元々、といったスタンスで1冊ずつ購入したのも、気楽に頑張れた要因だと思います。 

 

民法について

・ここ二年の間に宅建行政書士の勉強で民法を勉強していた

・最初に購入した一問一答は改正前のものだった

ことから、勉強は後回しにしました。

宅建行政書士も 挫折したのが民法を勉強した後だったのが幸いして、今回のマン管試験対策では民法に割く時間をいくらか省くことができました。

 「結局途中でやめちゃった やり遂げられなかった」

宅建行政書士の勉強をした過去を負の経験値扱いしてるところがありました。


ところがどっこい、これらの挫折が積もり積もって、マンション管理士挑戦への踏み台となってくれました。

2年前の私、頑張って難しい法律の勉強をしてくれてありがとう。

おかげで 資格試験受けられたよ。


そんなふうに思えるようになりました。


次回は 周囲の人からのフォローや応援の言葉などを 書き残そうと思います。