人生の先輩方への感謝(マン管試験⑤)

マンション管理士試験の際に頂いた、人生の先輩方のお言葉について書き残します。

 

習慣化アプリ「みんチャレ」で出会ったSさん

Sさんとのご縁は、もうすぐ四年目に突入します。

知り合ったきっかけは、習慣化アプリ「みんチャレ」でした。

同じ目標を掲げた仲間達と最大5人でひとつのチームを作り、お互いに励まし合いながら目標を達成する、という仕組みのアプリです。

Sさんが立ち上げた「語学の勉強を続ける」チームに私が参加したことで、ご縁が始まりました。

Sさんは私の生い立ちや性格に共感してくださり、私が元気なときには応援を、落ち込んだときには励ましの言葉をかけてくださいました。

同じ境遇の仲間が周りにおらず 孤独と自己憐憫と不安に傾きがちだった当時の私にとって、

「私のことを理解してくれている仲間の存在」は本当に有り難いとしか言いようがありませんでした。

Sさんには英語の勉強を続ける環境を頂いただけでなく、安心感や人を想う気持ちを教えていただきました。

 

試験の際はSさんにご自分の経験談が元のアドバイスを頂き、気楽な心で試験に臨むことができました。

一番印象に残っているアドバイスが、「本番で緊張したときはドリフ大爆笑の曲を脳内で流す作戦」。

私は「ドリフのオチのテーマ」を試してみることにしました。

試験に向かう車の中で、試験会場の席で試験監督を見つめながら、「ドリフのオチのテーマ」を脳内で流してみたところ、ちょっと顔にやけてるかなってくらいリラックスできました(笑)

凄く良い作戦でしたので、これから別の試験を受ける機会があったらまたお世話になろうと思います。

Sさん、その節は本当にありがとうございました。

 

元マンション管理員のKさん

私が住んでいるマンションの管理をしてくださっていた方です。

今は違う方が管理員さんですが、Kさんには約10年という長い期間、お世話になりました。

私がマンション管理に興味を持ったのも、この方の影響があったのかもと思います。

掃除のスペシャリストで、マンションをピカピカに保ってくださいました。私にはとてもできないお仕事です。

ご縁が続くうちに、私が病気で無職だということもお話しするようになりました。

Kさんは私が回復の道をたどれるよう、お仕事を通して見守ってくださいました。

マンション管理士の試験勉強をしている頃にはもう管理員さんは交代していたのですが、たまたまお会いしたときに試験を受ける旨をお伝えしたところ、

「今回がだめでも来年の布石になりますよ」と励ましていただきました。

 

・・・あれ?私すでに落ちることになってる?

確かに、難しい試験です。そりゃ無理だって!とお思いだったのかも。

もしくは、私がずっと療養しているのをご存じでしたので 過度なプレッシャーをかけずにおいてくださったのかも。

どちらにしろ「絶対受かりなさいよ」なんて圧のある応援より、肩の力が抜ける有り難い応援でした。

Kさん、ありがとうございました。

 

英会話サークルで出会ったOさん

この方とは、公民館の英会話サークルで出会いました。二年ほどのご縁になるかと思います。

去年、サークルの役員として代表をOさんが、会計係を私が務めました。それがきっかけで改めて親しくなりました。

Oさんは御年80歳で、人生の大先輩です。

私があることで悩んでいたとき、「すべて相談で解決しませんか」とLINEでご提案くださったことがあります。

懸案事項はとりあえず一人で抱えるスタイルの私には衝撃的な一言で、それ以来たびたびその言葉を思い出します。私がこれから生きていく上で重要なアドバイスをくださいました。

Oさんからは試験前日に

「明日一日が全てではありません。例え目標に届かなくても まだ次があります。」のメッセージと「エイエイオー」のエールをLINEでいただきました。

 

・・・あれ?やっぱり私すでに落ちてる?試験前日だけどもう落ちてる?

おかしくなって笑いがこぼれました。

私がたとえ落ちたとしても、もう駄目だー!!!と絶望しないようにセーフティーネットを張ってくださったのだと思います。

その上で、エイエイオーのエールで、私の実力を出し切っておいでと応援してくれたんだと。

Oさん、ありがとうございました。おかげさまで、私のありったけを解答用紙に込めることができました。

 

家族に支えられ、人生の先輩方に応援していただき、限りなく無謀に近いチャレンジを無事終えることができました。

本当にありがとうございました。