恩人に英語で手紙を書いた日の日記

こんにちは、すぬーぴーです。

先ほどまで、英語で手紙を書いておりました。宛先は私の恩人Oさんです。

前回の備忘録で、私はOさんのおかげで、体力がついて脚が元気になって、マンション管理士の試験に挑戦する希望を持つことができたことを綴りました。

今日はその恩人Oさんに英語でお手紙を書きました。

英会話サークルで知り合ったOさんと私ですが、今サークルはコロナの影響でお休みが続いています。

私が「休みの間、英語を勉強するやる気が出ないです。やる気を出すために英語の手紙を送ってもいいですか」とOさんにお願いしたところ、快くオーケーしてくださいました。なんと優しい。

せっかくのお手紙だからと、可愛いリラックマのレターセットを買いました。形から入るの大好きです。

だがしかし、字が汚い。日本語の字も汚いがアルファベットも本当に汚い。自分の字を見るの嫌い。

昔、習字に通わせてもらっていました。7年くらい続けました。その過去はなかったかのようにアルファベットがバラバラに踊ってるというか暴れてる。

なんでこんな暴れん坊な字しか書けないんだ!と嫌になりましたが、理由を思い出しました。

小学生の頃の記憶です。まるまるっとした可愛い字を書く同級生の女の子に憧れた私は、あるとき鉛筆の持ち方を変えました。習字で習ったような正しい持ち方ではなく敢えて手首を寝かせて、自分流の「可愛い字」が書ける持ち方を編み出しました。

「やった可愛い字が書ける~!」と喜んでいたような記憶がだんだん出てきたぞ。

その記憶をすっかり忘れて、何でかわかんないけど字が汚いよ~などと困っていましたが、自業自得じゃん!

もう私に可愛いくせ字(と当時思っていた)は要らない。美しい字が書きたい。縦にすらっと住所氏名を書きたい。

もっと将来のことを考えて、くせ字などに憧れず習字頑張りなさい。と当時の私に言ってやりたいです。

でもいまさら遅い。どんなに字が汚くっても自分が手紙出すって言い出したんだから、書き上げなくちゃいけない。

暴れん坊アルファベットが可愛い便せんを汚していくのが辛かった!!

 

手紙の内容ですが、前回の備忘録を元に、私の体調の劇的な変化、その変化をもたらしてくださったことのお礼、サークル再会を楽しみにしていることなどを書きました。

ケーキ屋さんで買ってきたお菓子の詰め合わせも一緒に渡すつもりです。喜んでくれるといいな。

 

英文の出来具合ですが、やっぱりというか当然に拙いです。そりゃそうだ勉強してないんだから。

せっかくサークルが休みの今、サークルメンバーが驚くような急成長をしていたいなって思いながら何もしてこなかった結果だ。

もう一月ほどお休みが続くことは既に決まっているので、お尻に火を付けるのは今です。が。

頑張りません。この低空飛行を続けます。

文法と英単語とリスニングとあれとこれと頑張りますとか言いません。

今は気分があまり安定していないのです。ぐらぐらしてるときに「もっと頑張る」とエンジンふかすと、あっという間に鬱転しちゃいます。

今日英語を頑張ってみて、今の自分にはガチ英語勉強はきついことがわかりました。

やらなきゃ!じゃなく、やりたいことをゆるっと楽しんで、この気持ちが安定していない時期をやり過ごそうかな、と思えました。

頑張らない宣言ができたことが嬉しいです。凄い成長だ。自画自賛だけど、私はこれができなくて今までしんどかったんだから。凄いぞ私。

 

というわけで、今の自分の精一杯が詰まった、修正テープだらけの暴れん坊英語レターを、明日Oさんに渡してきます(*^_^*)

三本の鎖から自由になれました。

こんにちは、すぬーぴーです。

ただいま無職の私ですが、いつかは職に就きたいと思っています。

といっても、2020年1月時点の私には「定職に就いてお金を稼ぐ」ことが現実味の全く無い夢でした。

何故なら当時の私は

 

①体力が無い。家事を手伝うので精一杯。しんどいときは家事も怪しい。勤務生活など不可能。

 

②股関節が痛い。座りすぎても立ちすぎても歩きすぎても変な動きしても痛くなる。立ち仕事はもちろんよくないし長時間座る仕事もしんどい。

 

③高卒&保有資格が漢検英検以外に無い。就活の際の強みが無い。

 

の三本の鎖にがんじがらめにされていました。仕事ができる自信などもちろんありませんでした。

 

しかし2020年、事態が好転します。

まず一つ目の鎖が外れます。

私には御年80歳のおじいちゃん友達のOさんがいます。

英会話サークルで出会ったその方とは、昨年のサークルの役員を共に務めたのをきっかけで親しくなりました。

畑に遊びに行かせてもらったり、お野菜やお花を頂いたり、とてもよくしてもらっています。とてもおおらかな方です。

私が虚弱なのをご存じのOさんは、昨年の春ごろ 熟成黒ニンニクを食べることを勧めてくださいました。

うーん、昔食べたことあるけどあまり美味しくないんだよなー、でもせっかく仲良くなれたOさんのお勧めなんだからトライしてみよう。と食べ始めました。

 

するとすると、この黒ニンニクが私との相性抜群だったようで、2週間ほど食べ続けただけで効果が現われたのです。

前日の疲れがない。

毎日起床の時点で既に疲労感があったのに、頭もすっきり身体も軽い。

朝から疲れてないから、日中に活動できる。

活動するから体力も少しずつ付いていく。

結果疲れにくくなる。

1日よく頑張った次の日でも、屍状態にならないですむ。むしろ動ける。

 

ものすごい威力。黒ニンニクのおかげで、ハードな試験勉強の日々を乗り越えられました。

というかそもそも黒ニンニクで春から体力増強していたからこそ、試験に挑戦する道を選たのです。

今も熟成黒ニンニクにお世話になっています。数年前と比べたら見違えて元気になれたと思っています。

あの頃の私は「元気の無い私には何も挑戦することができない」と泣きながら悩んでいました。

どんなに望んでも叶わなかった「基礎体力を付ける」と言う願いが、今叶っています。

 

Oさんのアドバイスによって、二つ目の鎖も外れます。

私は先天性の両股球蓋形成不全です。大腿骨と足の付け根の骨のかみ合わせが浅いため、股関節に痛みが出るというものです。例えるなら「脚と胴体を繋ぐ蝶つがいがグラグラの状態」です。

 

Oさんのご親戚の方が私と同じ悩みを抱えた痛そうですが、「貧乏揺すり」を続けたことで症状が改善したと昨年の夏に教えてくださいました。

貧乏揺すりが股関節痛には良いとは知っていたのですが、習慣には至っていませんでした。Oさんがせっかく教えてくれたのだから、これもまた頑張ってみようと思いその日から貧乏揺すりチャレンジを始めました。

 

5分間脚を小刻みに動かすのが最初は気持ち悪い感覚で、悶えつつも続けました。すると、2ヶ月半ほど経過してから、

「あれ。最近痛い痛いって言わないね。」と母。

「ほんとだ。あんまり痛くないや。」と私。

 

これまた凄い効果抜群!脚の可動域も広がり、歩ける距離も座れる時間も1年前よりぐーんと長くなりました。

「いつか人工股関節の手術しないといけないし、それまではこの動けない脚でなんとかやりくりするしかないんだ」という暗い気持ちを、貧乏揺すりが吹き飛ばしてくれました。

ちなみに、この貧乏揺すりという名前をOさんは気に入らず、改名して「ハッピータッピング」と呼ぶことにしています。名前の通り、本当にハッピーを運んでくれました。

 

三つ目の鎖は、熟成黒ニンニクとハッピータッピングのコンビネーションにより外すことができました。

このたびマンション管理士の試験に合格し、履歴書に書ける資格を取得いたしました。

空白の履歴書に、大きな花を咲かせることができたような気持ちで、嬉しいです。

この大輪の花は、「基礎体力」と「連日椅子に数時間座ることに耐えられる脚」の両方が与えられたから、咲かすことができました。

 

備忘録に整理したことで改めて、頂いたギフトがとてつもなく大きなものだと感じました。

長年の悩みから解き放たれ、自信まで与えられました。

頂いた元気と脚と自信を、あって当たり前のものと勘違いせず感謝し続けられたらと思います。

私は本当に忘れっぽいしすぐ天狗になるので、初心に返る手がかりをこの備忘録に残します。

Oさん、本当にありがとうございました。

合格しました!

こんにちは、すぬーぴーです。

本日はマンション管理士試験 合格者発表の日です。

合格者は官報に掲載されると言うことで、昨晩は人生で始めて官報というものを検索しました。

合格していたら明日の朝ここに名前が載るんだと意識しつつ布団に入り、浅い眠りの中合格した夢を見ました。「なんだ夢か…」と起きたのが7時半。

 

官報の更新は午前8時半です。

朝ご飯食べてお皿洗ってしてるうちに時間になりましたので、いよいよだと姉と母を呼び集めてスマホで官報にアクセスしました。

 

ところがどっこい、マンション管理士の合格者が掲載されたPDFが見つからない。該当するものはあるけど、ページが一枚しかなくて先に進めない。

「官報の更新で不具合が起ってるんだな」と早々と誤解しつつ検索し直しましたが、不具合(ではなく私の勘違い)は改善せず。

 

20分ほどスマホとにらめっこした後、「パソコンで閲覧するのを推奨します」という官報の注意事項を見つけ、パソコンを起動。

該当するPDFの次のページにすんなりと進むことができました。

パソコンとスマホってこんなとこで違いがあるのかとパソコン初心者はびっくりしました。

 

ずら~~~と並んでいる名前の中から自分の名前を探します。同じ名字の方を見つけて「私じゃない…」としょげるのを二回ほどして、「私の名前ない…?」と不安になったとき、

「名前あるよここに!!!」母が画面を指でさしました。

 

私の名前が載っていました!!!合格だ!!!

父にLINEですぐ報告しました。「おめでとう!」とすぐ返事がありました。

 

父には昨日「明日は合格者発表の日だから、合格したときと不合格だったときのフォローと、リアクションを練習しといてね」と冗談で言ったところ

「どっちも『オッケー』だよ」

と返されました。「どっちの結果でもよくやった」と思ってくれてるんだなと嬉しく感じました。

それでも、できることなら良い結果を伝えたい。

その思いが叶いました。

 

高校生で双極性障害を発症して、私は勉強する集中力を失いました。

体調がおかしくなっているのに「高校をやめたくない」と無理して通い続けた結果、

さらに身体を壊して、結局学校も辞め、酷い鬱のせいで杖をつかないと家の中を動けなくなるほどに弱りきりました。

 

動けないうちに体力は更に落ちました。

学校をやめてからどのくらい経ったときか覚えていないのですが、

ある日勉強をしてみようと机に向かったところ、ものの15分で運動した後のようにハア、ハアと呼吸が荒くなりました。

これが限界でした。

「自分の取り柄は勉強だけ」と思っていたあの頃の私は、「唯一の取り柄を失った」と愕然としました。

体力も集中力も自信も、すっからかん。

 

あれから何年経つでしょう。長い時間をかけて、よいしょ、よいしょと歩いてきました。

背中を押してもらい、手を引っ張ってもらい、道を教えてもらい、転んだときは手当てしてもらい。

 

今日の合格は、試験勉強という短期の道のりではなく、それを遙かに包み込む、学校をフェードアウトしてからの8年の道のりを越えてたどり着けたものです。

私を信じて見守ってくださった全ての方、ありがとうございました。

進んでいるのか自分でもわからないくらい遅い歩みの私を 見守ってくださった方達の忍耐に、私は遠く及びません。

本当にありがとうございました。

 

朝の洗顔が嫌いな話。

どうもこんばんは。すぬーぴーです。

先ほど「何を書こうかな、よし、これから英語頑張ろうと思ってるからその意気込みを」などと思い書き始めておりました。

が、途中で「あぶなっ!『これから頑張るぞ!的なキラキラしたブログ書いた後に鬱状態になって恥ずかしさのあまりブログを閉鎖するコース』そのものじゃん!」

と我に返りました。

2回目の投稿の「ブログタイトルについて」の記事で懸念していたコースに片足を突っ込んでいました。危ない危ない。

というわけで、等身大の備忘録に立ち返ります。

 

フラットに自分のことについて書き残そうと思います。

突然ですが、私は朝の洗顔が大の苦手です。毎朝洗いますが、毎朝が己との闘いです。理由は不明です。

 

「精神状態がよくないときは自身を衛生的に保つのが難しい」という話とは別の問題で、元気だろうが落ち込んでいようが、関係ないのです。朝×洗顔が嫌だ。

 

洗顔自体が嫌ではなく「朝×洗顔」が駄目でして、夜にお風呂に入るときなどは何の抵抗もありません。むしろさっぱりして気持ちが良いです。

 

私はニキビができやすく油分も多いので、朝の洗顔から逃げることはできません。

そもそも日光と相性の悪いニキビ予防の薬を顔に塗っているので、洗顔しないことには日に当たれない。詰んでる。

 

現時点から数年前を見返すと、朝の洗顔に対するアレルギー反応(?)はいくぶん低下しました。

何年か前は「弱虫ペダル」のロードレースのシーンでかかる熱いサントラを洗面所で流し、曲の勢いを借りながら「うおおお!!」と洗顔していたこともありましたw馬鹿w

 

苦手なのに何が嫌なのかわからない、となると解決のしようがない。解決したい。

これも何年か前ですが

「朝 洗顔 嫌い」でグーグル検索したこともあります。

ヒットしたのは「朝忙しすぎて顔洗う時間なんてないアナタ!拭き取り洗顔はいかが?」といった広告がほぼ。いや、時間はあるんだよ・・・。

 

ヒットした中に一つだけ、わたしと同じような「洗顔嫌い!」との思いを綴ったサイトがありました。

嬉しかったのですが、朝の洗顔が苦手な理由や解決方法などは載っていなかったようです。

あやふやな言い方になりますが、調べたのが何年も前なので詳しいことを覚えていないのです。でも解決策が載っていたら、当時試した記憶があるはず。

あるのは「仲間がいた~!」と喜んだ記憶だけです。

 

いつかこの「朝洗顔問題」を解決できるんだろうか。嫌々でも洗うし死ぬほどの問題ではないけど、心のエネルギーを毎朝わけもわからず消費するのやめたい。

 

「朝×洗顔」の「洗顔」の要素はどうやったって誤魔化せないので、

明日試しに(今は夜だ今は夜だ)と念じながら洗ってみようかと思います。これで成功したら私の脳みそ単純すぎない?

 

自分でもよくわからない作文を残してしまいました。

同じく朝の洗顔が苦手な人の目に留まって「仲間がいた~!」と心強く思っていただけたら幸いです。

そしてその方が解決策を見いだされた際は、どうか私にも教えてください。

どうぞよろしくお願いします。

人生の先輩方への感謝(マン管試験⑤)

マンション管理士試験の際に頂いた、人生の先輩方のお言葉について書き残します。

 

習慣化アプリ「みんチャレ」で出会ったSさん

Sさんとのご縁は、もうすぐ四年目に突入します。

知り合ったきっかけは、習慣化アプリ「みんチャレ」でした。

同じ目標を掲げた仲間達と最大5人でひとつのチームを作り、お互いに励まし合いながら目標を達成する、という仕組みのアプリです。

Sさんが立ち上げた「語学の勉強を続ける」チームに私が参加したことで、ご縁が始まりました。

Sさんは私の生い立ちや性格に共感してくださり、私が元気なときには応援を、落ち込んだときには励ましの言葉をかけてくださいました。

同じ境遇の仲間が周りにおらず 孤独と自己憐憫と不安に傾きがちだった当時の私にとって、

「私のことを理解してくれている仲間の存在」は本当に有り難いとしか言いようがありませんでした。

Sさんには英語の勉強を続ける環境を頂いただけでなく、安心感や人を想う気持ちを教えていただきました。

 

試験の際はSさんにご自分の経験談が元のアドバイスを頂き、気楽な心で試験に臨むことができました。

一番印象に残っているアドバイスが、「本番で緊張したときはドリフ大爆笑の曲を脳内で流す作戦」。

私は「ドリフのオチのテーマ」を試してみることにしました。

試験に向かう車の中で、試験会場の席で試験監督を見つめながら、「ドリフのオチのテーマ」を脳内で流してみたところ、ちょっと顔にやけてるかなってくらいリラックスできました(笑)

凄く良い作戦でしたので、これから別の試験を受ける機会があったらまたお世話になろうと思います。

Sさん、その節は本当にありがとうございました。

 

元マンション管理員のKさん

私が住んでいるマンションの管理をしてくださっていた方です。

今は違う方が管理員さんですが、Kさんには約10年という長い期間、お世話になりました。

私がマンション管理に興味を持ったのも、この方の影響があったのかもと思います。

掃除のスペシャリストで、マンションをピカピカに保ってくださいました。私にはとてもできないお仕事です。

ご縁が続くうちに、私が病気で無職だということもお話しするようになりました。

Kさんは私が回復の道をたどれるよう、お仕事を通して見守ってくださいました。

マンション管理士の試験勉強をしている頃にはもう管理員さんは交代していたのですが、たまたまお会いしたときに試験を受ける旨をお伝えしたところ、

「今回がだめでも来年の布石になりますよ」と励ましていただきました。

 

・・・あれ?私すでに落ちることになってる?

確かに、難しい試験です。そりゃ無理だって!とお思いだったのかも。

もしくは、私がずっと療養しているのをご存じでしたので 過度なプレッシャーをかけずにおいてくださったのかも。

どちらにしろ「絶対受かりなさいよ」なんて圧のある応援より、肩の力が抜ける有り難い応援でした。

Kさん、ありがとうございました。

 

英会話サークルで出会ったOさん

この方とは、公民館の英会話サークルで出会いました。二年ほどのご縁になるかと思います。

去年、サークルの役員として代表をOさんが、会計係を私が務めました。それがきっかけで改めて親しくなりました。

Oさんは御年80歳で、人生の大先輩です。

私があることで悩んでいたとき、「すべて相談で解決しませんか」とLINEでご提案くださったことがあります。

懸案事項はとりあえず一人で抱えるスタイルの私には衝撃的な一言で、それ以来たびたびその言葉を思い出します。私がこれから生きていく上で重要なアドバイスをくださいました。

Oさんからは試験前日に

「明日一日が全てではありません。例え目標に届かなくても まだ次があります。」のメッセージと「エイエイオー」のエールをLINEでいただきました。

 

・・・あれ?やっぱり私すでに落ちてる?試験前日だけどもう落ちてる?

おかしくなって笑いがこぼれました。

私がたとえ落ちたとしても、もう駄目だー!!!と絶望しないようにセーフティーネットを張ってくださったのだと思います。

その上で、エイエイオーのエールで、私の実力を出し切っておいでと応援してくれたんだと。

Oさん、ありがとうございました。おかげさまで、私のありったけを解答用紙に込めることができました。

 

家族に支えられ、人生の先輩方に応援していただき、限りなく無謀に近いチャレンジを無事終えることができました。

本当にありがとうございました。

父への感謝(マン管試験④)

マンション管理士の試験に挑戦したい」と気持ちが決まってから父に思いを明かすまで、一月ほど期間を空けました。心配をかけたくなかったからです。

 

私は高一で双極性障害を患ってから、できもしない無茶なことを目標に掲げて家族を困らせてきました。

「大学に行く」

「専門学校に行く」

「パソコン教室に通う」

目標を紙に書いては、捨て、書いては、捨てていました。

体調の波幅が大きく 体力もどん底だった当時、できるはずもありません。

しかしあの頃の私は、自分を客観的に見ることができませんでした。

必死でした。どうにかして社会的な居場所が欲しいと、もがいていました。

無茶な目標を掲げて苦しんでいた私の姿が、父にはトラウマの記憶として残っているのだと思います。

 

躁鬱のひどい状態を抜け出したのちも、父は私が勉強などを頑張っていると決まって

「ぼちぼちよ」と声をかけてくれました。

「頼むから無理をするなよ、無茶をするなよ」そんな風に聞こえる「ぼちぼちよ」でした。

 

 

そんなわけで、父には「これなら試験に太刀打ちできるかもしれない」と感じた9月頃に受験のことを打ち明けました。

もちろん「そうか頑張れ!!!」と応援はされず、なんとも言えない顔をしていました。そりゃそうだ。前科がありすぎる。

 

父には今回ももれなく心配をかけたと思います。特に試験まで2週間のラストスパート期間はとても「ぼちぼち」とはいえない勢いで勉強したので。

 

幸いなことに、何年もかけて自分の心身の扱い方を学ばせていただきました。

体力も、一番しんどかった時期に比べてずいぶん向上しました。

おかげさまで、ギリギリのところで鬱転せず頑張ることができました。

 

試験当日、会場には父に車で連れて行ってもらいました。

公共交通機関を利用する機会が少ない私にとって、行ったことのない会場に一人でたどりつくのは試験勉強と拮抗するほどに難しいミッションでしたので、本当に助かりました。

車で送ってもらったとき、助手席から見えた空は水色できれいでした。今備忘録を書きながら景色を思い出して、今、あの空はきれいだったと思い出しました。

大雨だったら、極寒だったら、試験に向かうときの気分も重いものだったかもしれません。

試験当日は気が張り詰めて、空の青さに目がいきませんでした。今思い返せてよかった。私は父にも天候にも助けてもらった。

 

そういえば、試験を受けてからは「ぼちぼちよ」と言われることが少なくなった気がします。

無事に試験を終えたことが、父の安心に繋がったのかもしれません。そうだったらいいな。

 

年末に、父と「私が合格したら焼き肉を奢って」と頼んでみました。

「いいよ。不合格でも食べよう。そのときはすぬーぴーが払うということで」

と返されました。

ただでさえ不合格で落ち込んでるのに、さらに焼き肉を奢らなくちゃいけないのwと笑いました。泣き面に蜂とはこのことか。

 

色んなことを多めに見てもらって、今も父にお世話になっています。

本当に私は、「許され守られ助けられ」の人生です。

私もいつかは誰かを守ってあげられるだろうか。

編み出した新戦法(マン管試験③)

前回のブログから続きます。


マンション管理士試験にむけて勉強をしようと思い立ち、まず一問一答から手を付けることにしました。

勉強方法は決まったとして、その勉強をどうやって継続させるか。


私は双極性障害2型を持っています。

軽躁のときに無理をすればするほど、鬱になったときリバウンドでしんどくなります。

また、「試験受けて合格するんだ!」と家族に鼻息荒く宣言すれば、「また無茶なことを言い出した」と心配をかけてしまいます。

 

自分も周りの人も傷つけないために、決して全力投球してはいけない。

というわけで、半分は頑張りモード、半分は諦めモードというスタイルで落ち着きました。


資格勉強を頑張りたい熱い私と 冷めた目の冷静な私が、アクセルとブレーキを操作する。

このイメージがしっくりきました。


冷静な方の私は、「私はどうせ試験勉強なんて続けられやしないんだから、新品の本を買うだけもったいないよ。中古で十分。」とメルカリをおすすめしてきました。


たしか300円だったかな?値段を忘れましたが、かなりお安いのを見つけました。2016年版でしたので、民法改正前のものです。


ところで、私は直近二年で民法の勉強を二回ほどしています。一度は行政書士の勉強で、もう一度は宅建士の勉強で。どちらも「なんか面白そう」と手を出して、どちらも途中放棄しました。

途中放棄ばっかしてきた私を、冷静な自分がじとーと冷たい目で見てきます。

「今の私にはこの古い版で十分だ」と納得し、購入しました。

 

頭の中に2人の自分のイメージを持ったことで、思わぬ効果が現れます。

私は負けん気がとても強いです。

たとえ自分で作ったイメージでも、「どうせ君にはできないよ」なんて挑発されたら「やってやるよ!絶対この一冊終わらせてやる!」とやる気の炎が燃え上がります。


というわけで、

教本を一冊購入

→冷たい自分「まあこれもどうせ続かないでしょ」

→熱い自分「やってやるよ終わらせてやるよ!」

→一冊終了


冷静な挑発&燃え上がるやる気のサイクルが出来上がりました。

このサイクルが功を奏したのか、4ヶ月の間に一問一答2冊、テキスト、過去問、予想模試3冊をやりきることができました。


絶対に完走する!と教材全てを買い揃えて意気込むより、

いつでも退却可能だしそもそも駄目で元々、といったスタンスで1冊ずつ購入したのも、気楽に頑張れた要因だと思います。 

 

民法について

・ここ二年の間に宅建行政書士の勉強で民法を勉強していた

・最初に購入した一問一答は改正前のものだった

ことから、勉強は後回しにしました。

宅建行政書士も 挫折したのが民法を勉強した後だったのが幸いして、今回のマン管試験対策では民法に割く時間をいくらか省くことができました。

 「結局途中でやめちゃった やり遂げられなかった」

宅建行政書士の勉強をした過去を負の経験値扱いしてるところがありました。


ところがどっこい、これらの挫折が積もり積もって、マンション管理士挑戦への踏み台となってくれました。

2年前の私、頑張って難しい法律の勉強をしてくれてありがとう。

おかげで 資格試験受けられたよ。


そんなふうに思えるようになりました。


次回は 周囲の人からのフォローや応援の言葉などを 書き残そうと思います。